●4月10日(火)のアニメ
□ 「ぼくらの」 第1話「ゲーム」
シチュエーションを利用して群像劇を見せる趣向なのは分かるけど、それにしてもロボット物の導入でこんなにテンションが低いのも珍しい。でも逆に今後が気になったのも確かだから、見せ方としては成功してるかも。15人を予定していたのに14人しか契約していないだとか、メンバーの人間関係だとか、それぞれ違う椅子の形だとか、第1話から深読みできる要素も豊富だったのも良かった。
ああ、でも鬼頭莫宏氏の作品だから、戦いに負けると1人ずつパイロットが死んだりするんだろうなぁ。仲間同士で疑心暗鬼になったり、女の子が失禁したり、レイプされ(て)たり、般若心経を唱えてみんなの心を1つにしたり(あれ、最後は全員死ぬんだったよね…)。ゅぅぅっゃゎぁ。氏の作品の場合、胃が痛む感じが醍醐味といえばそうなんだけどさ…。水戸黄門が楽しめる年になると鬱アニメはキツい。
□ キスダム -ENGAGE planet- 第2話「虚身」
まず投入されたOPが切り貼りで脱力。本編の方は作画が悪かったのも勿論そうだけど、それ以上にネクロダイバーになった主人公の戦いが地味すぎた。折角の初陣なわけだから、もう少し外連味の強い描き方にしても良かったと思う。
それと「簡単に食われると思うなよ!…万事休すか」とか、ヒロインをポンと投げて、敵を倒してからキャッチするシーンみたいに、笑っちゃうような演出がちょこちょこあるのもちょっと…。戦車とか戦闘機の描き方なんかはかなり格好良いのに、どうもその辺でプラマイゼロになってるんだよなぁ。
□ CLAYMORE 第2話「黒の書」
クレイモアの苛烈な宿命を印象付ける話。
こういう内容の話をきちんと1話で、それなりの重みを持って描けるのは良い事だと思う。クレアがエレナについては饒舌になるところなんか特に良かった。クレアもエレナも、少なすぎる人間らしい思い出を掻き集めて、ずっと大事にしてきたんだろうな、とか想像するともうね…。
あとなんか体が相当グロいらしい設定が出てきたのも気になった。異形好きとしては逆に萌えてしまうなぁ。
□ この青空に約束を―~ようこそつぐみ寮へ~ 第2話「沢城凛奈(後編)」
あっさりと仲直りする凜奈の気持ちの動きについていけなかった。仲直りの理由も良く分からないから、そもそもが喧嘩ごっこに見えてしまう。大体「到底走れないような状態なのに、それでも走る主人公の姿に胸を打たれる」プロットなら、「到底走れないような状態」になるまでをもっときちんと凜奈と視聴者に見せてくれないと。
□ 神曲奏界ポリフォニカ 第2話「オペレッタ 見つめる精霊」
OPからしてもう作画が緩い…、というか、なんかもう俺の目がおかしいだけかもしれん。細かすぎるのか。OPアニメーションというのはなんというかこう、そのアニメのOP曲のPVでありながら、同時にアニメ本編のPVでもあるべきというような思想があって、それだけに求めるものがハイレベルになってしまうというか。…っと、この話は長くなるから止そう。90年代後半の深夜アニメのOPについて言いたい事がありすぎる。
えーと、今回も話はそう悪くなかったかな。1話解決型でこういう地味な話をやっていくなら尚更もう少し安定した作画が必要だと思うけど、逆にいえば、そこさえ安定すれば後は割と楽しめそうなんだよな。これもロリババア力(ちから)か。