●9月26日(火)のアニメ
□シムーン 第26話「彼女達の肖像」
数多くある謎を一体どうして片付けるつもりだろうと思っていたけれど、どうやらそんな事はどうでも良い類の話だったらしい。確かに、永遠の少女である事を選んだアーエルとネヴィリルを、大人になると決めた少女たちと、かつて少女だった大人たちが見送るシーンは、どうにも胸にこみ上げるものがあった。なんというか、男である俺でさえ、「私にもその時があった。みな、少女だった」という言葉に共感してしまうというか…いやはや、良い年したおっさんが何を言ってるんだ。要するに、そういう事を書きたくなる作品だったという事でひとつ。
残された、大人になった少女たちのその後も凄く良かった。過ぎ去ったモラトリアムを感じさせつつ、エピローグとしての機能もきっちり果たしていたよ。そして何よりラスト、アーエルとネヴィリルのダンス。憧憬の中で踊る永遠の少女の美しさ!あれには参った!最終回にして心の琴線をガンガン弾かれた感じだよ。
あーしかし、考えれば考えるほど惜しい。これだけドラマティックで、様々に考察する余地があって、丁寧な作りの作品だったというのに、最初の難解な数話で(難解はずっと難解だったが)多くの人が振り落とされてしまったのだろうからなぁ。
何はともあれ、スタッフ及びキャストの皆さん、お疲れ様でした。
□うたわれるもの 第26話「うたわれるもの」
ハクオロとの別れを素直に受け入れたかに見えたエルルゥが、堪え切れず本音を口にしてしまう辺りでグッときた。その後のキスシーンといい、相変わらずベタながら綺麗にまとめるもんだなぁ。欲を言えば、あれでユズハにも希望があれば。と、それは言っても仕方ないか。一応全年齢向けだしな…。いや、良い最終回でした。
シリーズ通して見ても、あれだけの原作を26話でまとめたにしては、すこぶる健闘していたと思う。それでも原作未プレイの人には色々とキツい部分もあった事だろうけど、そこはまあ、アニメを入り口にしてゲームもプレイして貰うという事で。
こちらも、スタッフ及びキャストの皆さん、お疲れ様でした。いや本当に。これだけスタッフとキャストに恵まれた原作物はそうないよ!
□ストロベリー・パニック 第26話「はじまり」
天音のプロポーズといい、静馬の花嫁強奪といい、エトワール選が完全に結婚式で吹いた。つかそんな事はどうでも良い。ふられ組の玉青ちゃんと夜々ちゃんが余りに不憫過ぎる!これは納得できません!特に夜々ちゃん贔屓の俺にとって、光莉の悪女っぷりは許せねええええええ!11111
はあ…はあ、落ち着け俺。私情を抜きにすれば綺麗にまとまったのは間違いないんだ。うん。ここはひとつ寛大な気持ちで…。
当初はマリみて紛いのB級アニメだと思って見ていたけれど、独自色を出そうとして頑張っていたのは感じられたし、キャラクタの内面に関する描写も割と多めで、好感の持てる作りだったと思う。こうして考えると、火曜日は百合DAYとして意外と楽しんだなぁ。
□桜蘭高校ホスト部 第26話「これが俺たちの桜蘭祭」
クライマックスのテンションが作画、演出共に物凄かったー!馬車でスカートをはためかせながら「疾走」して、スポーツカーに追いついてしまうハルヒの凛々しさ、手を差し伸べる事で周囲の人間を救ってきた環に対して、今度はハルヒが手を差し伸べる展開、もう全てが熱い!!これぞケレン味。これぞ最終回。いやー、堪らんな。
前回気になった鏡夜パパの性格改変についてや、環ママの事なんかも今回でフォローされていたし、ハルヒと環が抱き合うシーンも、あくまで抱きしめ合うだけに留めた辺り抑制が絶妙。もう本当に言う事なしだ。あったとしても、あのクライマックスで全部忘れただろうけど。…というか本当のところ環の「お母様を幸せにする」という目的がどうなったのかとか、プライベートポリスの件でモリ先輩とハニー先輩、あまつさえ鏡夜までも排除しちゃう脚本とか、ラストの鏡夜パパと環パパのフォロー丸出しな対話とか、気になるところは幾つかあったけど、本当にどうでも良くなってしまったよ。だってこれ、オリジナルエピソードなんだものなぁ。それをこの勢いで突っ切ってしまうのだから、五十嵐卓哉、榎戸洋司コンビの才覚といったら!
と、まだ色々書きたい事はあるけども、最終回ラッシュで息切れしてるんでこの辺にしておこう。この時期は仕事を1週間くらい休みたいよ。