●3月30日(木)と3月31日(金)のアニメ
□ マジカノ 第13話「最終回ってマジですか?」
春生の中に眠る魔王がとうとう復活してしまい、封印する事はできないので時間を1年前へ戻す、というようなお話。実は世界が何度もループしていたっていう辺りGPMちっくなラストだったなぁ。
今回はさすがに雰囲気もシリアス全開だったけど、泣きシーンを石丸博也声のパンツにやらせちゃうんだから凄いよな。話作りのバランス感覚が絶妙というか…。
シリーズ全体としてもキャラ萌えよりギャグを優先してきちんとやってたから、最近のドタバタラブコメディの中では相当に楽しめる部類だったと思う。特に声優の声から面白さを引き出すやり方は絶妙で、野川さくらと中原麻衣なんかはこの作品で完全に一皮剥けたんじゃないだろうか。野川さくらは舞乙の田中理恵と並んで俺最優秀主演声優賞にノミネートしても良いくらいだ。(男性部門は津嘉山正種氏。)
□舞-乙HiME 第25話「蒼天の乙女」
今回は完全に田中理恵が主演だったな。今後キレ役しか回ってこないんじゃないかと心配なるような名演技だったぜ…。
話の方も敵味方双方ともある物を出し尽くすような展開で、単純ではあるけどかなり熱かった。多くのキャラクターを一気に動かしてるせいか、レナとアリカの再会が割と淡白な描写になってしまったのは残念だったけど、煙の中からレナのキャラデザを継承して登場するアリカにはグッときたから良しとするか。
□舞-乙HiME 第26話「Dream☆Wing ~夢の在処~」
最終回らしくクライマックスが連続する話だった。ミユの力でマスターとの契約から解き放たれたオトメたちが、総力を結集して逆シャアばりにハルモニウムの力を抑え込もうとする辺りは何だかんだいってかなり燃えたし、宇宙で決着をつけるところから(何故か全裸で)009ばりの大気圏突入を敢行する辺りまでの流れは見応え十分。相変らずこういう部分の盛り上げ方はやたらと上手いなぁ。
オチに持ってきたニナとセルゲイもまぁ無難かなぁ。セルゲイは随分ニナを傷つけたし、ニナは幾つも罪を犯したから、ハッピーエンドにする為にはゼロからやり直すしかないだろうしね…。
シリーズ全体の感想として特筆すべきは、まず構成の巧みさだと思う。あれだけのキャラクターや陣営を並行して動かして、それでも大きな破綻をきたさずにラストまで持ってきた技術力は本当に凄いと思う。最終回に至ってはババ…ミスマリアにまで見せ場があったりするからね。しかも可愛かった。
ただ、もうこれは前シリーズからなんで持ち味ったら持ち味なんだけども、シナリオに突っ込みたくなるような隙がとにかく多い。最後の2話だけでもアリカに倒されて落下したトモエがほぼ無傷だったり、全裸で大気圏突入しても何故か無事だったり、マシロとナギが「王の資質」の面で決着を着けられなかったり、大きなテーマだった筈のマスターという鎖から割とあっさり解き放たれてたり、気になりだせばそれこそキリがない。でも要するにそれってストーリーにおける比重の問題だから、細かい部分を切り落とすっていう選択がキャラ物のアニメとして間違っているかっていうと、あながちそうとも言い切れないんだよな…。
まぁ何だ。俺は毎週それなりに楽しめたかな。現段階ではとりあえずOVAが決まってるみたいだけど、別個で続編とかもあったりするんだろうか。
□びんちょうタン 第9話「クワガタついてるびん」
普段通りのひたすらほのぼのとしたエピソードが却ってこのアニメのラストに相応しかったかもしれない。
ただそれにしてはラストがちょっとびんちょうタンらしくなかったような…。
□REC 第9話「いつも2人で」
前半で松丸の駄目っぷりに思わずキレそうになったけど、仲直りする過程が綺麗にまとまってたからまぁ良し。
全体的にアイドル声優との恋愛話ってより、同棲男女の恋愛話って感じだったなぁ。いや、それはそれで面白かったけどもね。
□SoltyRei 第22話「わたしと彼女と、少女の想い」
対ローズ、アクセラ編。
ソルティがローズに語る理想が余りに小さくて笑った。未登録市民問題を完全にスルーだなんて流石ソルティだぜ!
で、何故かローズは説得されると。まぁ確かに方法を誤ったというか急ぎすぎている感じはあったから、自分らしくないやり方だっていう自覚はあったんだろうな。
□SoltyRei 第23話「Final message(最後のコトバ)」
対アシュレイ編。恋人の元に帰る事だけ願っていたアシュレイがロイと同じであり、ロイにとってのソルティのように、慕ってくれたインテグラたちを殺してしまった事で変わるチャンスを捨ててしまっていた、っていう対比がなかなか上手かった。
ヘタレなりにローズとソルティへの愛情を見せ付けたロイも格好良かったしね。
□SoltyRei 第24話「これから」
対移民船編。
帰れる見込みのない戦いへソルティを向かわせたくないと涙を流すロイに俺も泣いた。一見すると気持ちを押し隠してソルティを送り出そうとするミランダたちの方がずっと大人なんだけど、父親という立場を考えればロイの反応はあまりに当然で、人間臭くて、共感せずにはいられないよ。更にシャトルに乗り込むソルティに行かないよう説得するシーンで2度目の泣き。参った。ラストでロイがソルティを迎えに行くシーンでもジーンときたし、まさかこうも泣ける展開になるとは思ってもみなかったよ。ラストシーンに関しては事前に本編から5年後のエピソードを挟んで、一端完結したように見せた事と、全編通して流れてた挿入歌の「Return to love」が良かったってのもあるな。
対移民船での気合の入ったアクションも最終回に相応しい盛り上がりだったけど、やっぱりロイの人間っぽさ(ヘタレ)に終始焦点を当てた描かれ方が凄く良かったと思う。
さて、あとは全体の事について何か書くつもりだったんだけど、3話も連続で観た後じゃ何も浮かばないよな。
少なくとも序盤のB級丸出しの雰囲気からこの鮮やかに着地したラストまで持って来たのは凄い、とかそんくらいか。ローズ事故死疑惑の辺りとか、ソルティの過去の話とかは唐突な感が拭えなかったりもしたけど、まぁどちらかといえば許容範囲ではあるしね。うん。面白かった。
GONZOとAICが組む事によって、誰も想像だにしなかった化学反応がソルティレイで起きている!!
http://www.cupofagod.com/blog2/2005/11/113_1.html
□Fate/stay night 第13話「冬の城」
士郎がイリヤに捕まる話。信念通りの事をイリヤに言う事で自分とセイバーの立場を悪くしていくのはどうかと思うけど、美少女に対面座位で「お兄ちゃんっ♪」なんて言われても心が折れない事は尊敬に値するな。俺だったらふたつ返事で承諾する自信がある!!